3枝病変におけるFrank's sign BMJ case report
症例
10年前のフォローアップのアンギオグラフィーでは狭窄の程度に著変を認めなかった。
主訴:急性発症の胸痛
到着時、バイタルは正常。身体所見ではFrank’s sign(耳朶の線状)を認められた。
アングオグラフィーでは3枝病変を認められた。
冠動脈バイパス術を施行され、胸痛は改善した。
〈Frank’s sign〉
・1973年にFrankにより提唱された所見である。
・冠動脈危険因子と関連しており、急性冠症候群の予測のために供述された。
・35年間の長期の大規模の前向き試験では、Frank’s sign・男性型脱毛・眼瞼黄色腫のような視覚化された年齢と関連する所見は暦年齢や他の冠危険因子と独立して虚血性心疾患のリスクになることを示した。