2020-12-24 GCAに対する症状、所見、血液検査の診断精度 リウマチ・膠原病 頭痛、scalp tendernessのような古典的なGCAの特徴は、GCAの尤度比と関係しなかった。 一つの症状、所見、検査結果ではGCAを診断することは困難で、それらを組み合わせることが重要である。 68のコホート研究のメタアナリシス(14000以上のGCA疑い症例) ・31%が適切な検査(例、側頭動脈生検)でGCAと診断された ・GCAの尤度比↑ 四肢の跛行 顎跛行 側頭動脈の肥厚 側頭動脈に拍動低下 血小板 40万以上 ESR>60 mm/hour ・GCAの尤度比↓ 年齢 70歳未満 ESR<60 mm/hour CRP<2.5 mg/dL ・頭痛、全身症状、筋痛、scalp tendernessはGCAの尤度比と関連していなかった。 文献:JAMA Intern Med. 2020;180(10):1295-1304.